平安へのツールと準備ワーク

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デイヴィッド・ホフマイスターをとおしてもたらされた「心のレベル」の図。


永続的な癒やしが起こるために、私たちはこの心の階層図の中心部に入っていく必要があります。
自分が今知覚している具体的な状況や感情を手がかりに、この心の中心(願望/欲求・祈り)に戻っていくためのツールが「平安へのツール」です。

「真理はあなたの欲求を通して取り戻される。それは、あなたが真理以外の何かを欲することにより失われたからである。」

T-20.Ⅷ.1.2 奇跡講座 中央アート出版

心の観察ワーク(平安へのツールの準備)

✨この観察ワークを皆さんにシェアすることにした経緯(2020年12月〜)

「平安へのツール」のPDFワークをして、知覚から心の奥に入っていく過程で、その人にとってのレッスン課題であればあるほど、どうしても途中で意識がモヤけてしまい、「心の奥」をよく見れなくなる傾向があるなあ……と日頃から感じていて、どうしたらよいのか祈っていたら……

ある仮説から、このようなワークをつくるインスピレーションを感じました。

「平安へのツール」をする前に少し時間をとって、自分の感情や考えをよくあぶり出す【心の観察ワーク】をしてあげるといいのではないか?

という仮説でした。

5〜6年くらい前からだと思うのですが、私(大橋)の中で大きく感情が揺れてパニック気味な時は、こういう感じでしっかりと自己問いかけをして

「自分が具体的に何を信じていて、何を考えていて、何を恐れているのか?」

について把握して、同一化していることを認識して、具体的に手放すためにとても助けになっていたのです。

まずは、真我なるハートグループに参加しているみんなのためにこのワークを形にしてみたのですが、多くの仲間たちがこれによって心の中をより深く見れるようになったので、いい傾向だと思っています。

というわけで、これを皆さんにも公開で共有シェアしてもいいのかもしれない(ガイダンスかもしれない)と感じました。

もしもよかったら参考にして使ってみてください🙏

⭐️平安へのツール 前準備の【心の観察ワーク】

 – 1

自分の心の平安を乱すように見えて動揺(少しでも感情が揺れる感覚)を感じる

人間関係、状況についての解説、もしくはそれに対する不満や文句「いつ、誰が、どこで、なにを、どのように」

という具体的な書き方を意識しながら簡潔に、明確に、直接的に箇条書きする。

  – 2

今、箇条書きしたその相手「登場人物・対象」は自分という配役・キャラクターにとって、どのような配役・キャラクターなのかを簡潔、明確に書き出す。

(劇団による演劇の演出に関わってくるようなキャラ設定のこと)

 その不満な状況を通じて

どんな感情がわいているだろう?

 その感情の奥には、どんな感情がある?

(状況説明ではなくてそれが純粋な感情であるかどうかもチェックしよう)

 聖霊の声:その感情をずっと持ち続けたい?

・はい

・いいえ

この感情はどこから来ているのか??

そのような感情が起きるのはなぜだろう?

 ↓

 このような感情を感じる理由は、この状況において、こう考え信じているから、、

Bad:「こうなってしまったら嫌だ、それを回避すべきだ!ならないでくれ!」

最悪の想定(思いつく限りたくさん、しっかりと具体的に書き出す)

 このような感情を感じる理由は、この状況において、こう考え信じているから、、

Good:「こうなったら私は動揺しないし幸せだ、こうなるべきだ!そうであってくれ!」

最高の想定(思いつく限りたくさん、しっかりと具体的に書き出す)

今まで

私はこれらの最悪の想定・最高の想定について

「この自分の見方は正しい。自分の見方は間違っていない」と信じ、主張を変える気がありませんでした。

でも今

冷静に客観的に見てみたいと思う……

⑦ 聖霊の声:このような、いつでも変化する可能性のある最悪の想定・最高の想定という条件付けは

コインの裏表であり、実はどっちも同じです。どちらも今まで一瞬も存在しなかった幻想にすぎません。

これらの最悪の想定最高の想定を自分の心の中で後生大事に

すがりついたり、しがみついたり、にぎっていったとしても、きっと私の心の平安をもたらさないだろう。。。

というアイデアに、同意したいですか?(砂粒ほどの意欲でもいいし、ほんの一瞬の同意でもいいです)

・はい

・いいえ

⭐️「はい」の場合は、平安へのツールをはじめてみましょう。