大橋のり子 自分で気づいてないだけ。自分が天国ではない、天国とは別の世界に自分を幽閉している、みじめな状態ということを抑圧できているだけ。
今天国を知覚していないのだったら、天国という智識を認識してないんだったら、みじめなんです。
そのみじめさに気付けない、その位抑圧パワーがすごいので、いかに惨めかということに気づかせるための大袈裟なレッスン、カリキュラムが必要だったりする。
自分が天国にはいないという状態を認識しているんであれば、
「どうやら私は惨めなんですね、そのようにコースにも書いてありますよね」って。「じゃあこの惨めな状態から本当に私は救われたいんです」って。
嫌なことがないからやってけるとか、いいんだってことでもないの、本当に。
今大金持ちで、ベビーシッターもいっぱいいて、お手伝いさんもいっぱいいて、叶姉妹のように生きていられるから幸せなんじゃないのね。
惨めなの、それでも。天国を認識しないなら、マックス惨めなの。
対談者 美味しいもの食べて美味しいって、幸せ感じてても、惨めなんですね?
のり子 美味しいものが消えたら、惨めさを感じるのであれば、 それは本物ではない、単なる魔術。
対談者 美味しい〜って言うのも魔術?
のり子 魔術です。美味しいものがあって幸せを感じるっていうのは、コインの裏表で、美味しいものを奪われたら苦しみを感じるわけ。条件付きの幸せっていうのは地獄と同じです。アジャシャンティの本にも書いてあった。悪夢だって。これがあるから幸せ、こういうやりとりがあるから幸せっていうのは、実は悪夢なんですよねって。
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